【大阪 四天王寺】御朱印・アクセス・歴史まとめ|聖徳太子創建の日本最古の寺院

御朱印集め

こんにちは、ねこです。
毎日暑い日が続きますね~💦

そんな中、今回は大阪・天王寺区にある【四天王寺】を参拝してきました。
四天王寺は、あの聖徳太子が建立したと伝わる日本最古のお寺。歴史好きはもちろん、御朱印巡りや大阪観光が好きな方にも人気のスポットです。

境内に足を踏み入れると、まず目に入るのは大きな鳥居。
とにかく広くて驚き!なんと甲子園球場の約3倍の広さがあるんです。
「どこから回ればいいの?」と迷うほど見どころいっぱい。

今回は、そんな四天王寺の魅力や御朱印、アクセス方法まで、初めての方でも楽しめるようにご紹介していきますね(^o^)

四天王寺とは

先ほどもお伝えしましたが、四天王寺は聖徳太子により建立された日本最古の官寺(国が建てたお寺)です。

今から1400年も前とのことです。

聖徳太子が合戦に参戦している時、形勢が不利な状況の中、自ら四天王像を彫り、勝利した時にはお寺を建立すると誓い、その後、勝利を収め四天王像を安置するために【四天王寺】が建立されました。

古い歴史を持つ【四天王寺】ですが、その歴史の中には室戸台風で境内内の建物がほぼ倒壊したり、大阪大空襲にも見舞われ戦火で多くの建物が焼失しました。

ただ、そのたびに多くの人の力で復興を遂げてきた歴史でもあります。

【四天王寺】は重要文化財である石の鳥居五重塔中央伽藍など貴重な建造物が多く存在しますが、再建築された建物は創建当時(飛鳥時代)の様式を忠実に再現されており、古代の建築様式が今に残っています。

四天王寺 境内ツアー

石の鳥居

まず、外せないのが日本三大鳥居のひとつといわれ、国の重要文化財である石の鳥居です。

もとは木造だったようですが、再建されて今の石造りになりました。

ちなみに日本の三大鳥居って知ってます?いくつか説はあるらしいのですが、有力なのは下記となります。

  • 石鳥居(四天王寺/大阪府大阪市)
  • 春日大社の鳥居(奈良県奈良市)
  • 厳島神社の大鳥居(広島県廿日市市)

極楽門

参道を進むと大きな門が出てきます。

松下幸之助さんの寄贈により再建された門です。

名前の通り「この門をくぐると極楽浄土に近づける」と言われていて、昔から特別な意味を持つ門なんです。

極楽門の門柱に下記のような船の操舵舵みたいなものがあり、これは転法輪というものです。

参詣者はこれを回転させ、直接法門に触れるだけで、功徳を積むことができると言われております。

手水舎

シンプルな手水舎でした。

中心伽藍

四天王寺の一番の見どころが「中心伽藍」と呼ばれるエリアです。
ここはお寺の心臓部ともいえる場所で、南から北に向かって 中門 → 五重塔 → 金堂 → 講堂 が一直線に並んでいて、それらをぐるっと回廊が囲んでいます。

この配置は「四天王寺式伽藍配置」と呼ばれるもので、日本で最も古いお寺の建築スタイルのひとつ。中国や朝鮮半島の影響を受けた、とても古代的な形になっております。

中心伽藍は拝観料が必要となります。

大人(個人)300円 /(団体)200円
高校生・大学生(個人)200円 /(団体)100円 (学生証提示)
中学生 以下無料

・西重門

 拝観料は西重門から入って、左手にチケットが購入できるカウンターが設置されてます。

・中門

 門の両端には伽藍の守護神である金剛力士 (仁王像)をまつっていることから俗に仁王門 と呼ばれています。東側が那羅延金剛力士(ならえんこんごうりきし)、西側が密迹金剛力士(みつしゃくこんごうりきし)で、大仏師松久朋琳(まつひさほうりん)・宗琳(そうりん)両師の作であります。

向かって右側が阿形像(那羅延金剛力士)

向かって左側が吽形像(密迹金剛力士)

・五重塔

 お釈迦さまの舎利(遺骨)が納められております。

 中に入って5階部分まで登ることが可能ですが、階段幅も狭く、結構急な階段です。

 また、冷房が入っていないので夏場は結構汗だくになります。

・金堂

 ご本尊の救世観音(くぜかんのん)が祀られているお堂で、四方を四天王が守護している配置で置かれています。

 こちらも中に入ることができるのですが、真ん中に大きな観音様が立っており、内装の装飾含め圧巻 の造りになっておりました。

 周囲の壁には聖徳太子の生まれてから死ぬまでが描かれており、入る価値ありです。

・講堂

 仏教の教えを広める説法や法要が行われる建物になりますが、参拝当日は閉められておりました。

太子殿(聖霊院(しょうりょういん))

場所は中心伽藍の北側に位置しており、聖徳太子が直接お祀りされている場所となっております。

四天王寺の中でも一番聖徳太子を強く感じれるところとなってます。

太子奥殿

太子殿の奥に位置しており、聖徳太子の御影が安置されている四天王寺の中でも特別な場所とされております。

私が参拝したときもですが、普段は拝観できないそうです。

拝観できるタイミングとしては、

  • 聖徳太子のご縁日(命日・2月22日)
  • 特別法要や記念行事

などの時期には、特別に扉が開かれて参拝できる場合があります。

その他いろいろみどころあります。

四天王寺は本当に多くのお堂や石碑があり、また亀の池や石舞台などのスポットもありと盛りだくさんのお寺でここではご紹介しきれませんが、今に残る古代様式の建築物をぜひ観に行ってください。

ダイナミックな字体にテンションがあがる御朱印

四天王寺では御朱印の種類が多いので有名らしいです。

私は金堂「大悲殿」の御朱印をいただきました。

こちらは初穂料300円でした。

力強い字体でテンション上がります。

・授与所開所時間:4月~9月:8時30分~16時30分 10月~3月:8時30分~16時(変わる可能性があるためHPを参照ください)

・いただける場所:本殿正面にして左側にある「納経所」にていただけます。

・御朱印:あり(300円~1,000円)

・御朱印帳:あり

四天王寺アクセス|駐車場情報と公共交通機関の利用方法

■住所:〒543-0051 大阪市天王寺区四天王寺1 丁目11 番18 号

【電車で行く場合】

  • 大阪メトロ 谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」下車 → 徒歩約5分
    👉 一番近くて便利な駅です。
  • JR「天王寺駅」から徒歩約12分
    👉 天王寺公園や新世界とあわせて観光するときにおすすめ。
  • 大阪メトロ 御堂筋線・谷町線「天王寺駅」から徒歩約12分
  • 近鉄「大阪阿部野橋駅」から徒歩約14分

【バスで行く場合】

  • 大阪シティバス「四天王寺西門前」下車 → 徒歩すぐ

【車で行く場合】

  • 近隣に有料駐車場があります。
  • ただし境内の駐車場は台数が限られているため、週末や行事のときは満車になりやすいです。公共交通機関の利用がおすすめです。

■地図

まとめ

四天王寺はとにかく広かったです。

多くの石碑やお堂など見所満載のお寺でした。

大きな災害や戦火にまきこまれて多くが再建されているとは言え、古代様式を忠実に再現された貴重な建物です。

その建築を見るだけでも一見の価値ありです。

ぜひ、一度ご参拝してみては。

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