こんにちは、ねこです。
今回は、兵庫県淡路島多賀市に鎮座する日本最古と言われている「伊弉諾神宮(イザナギジングウ)」へ参拝させていただきました。
夏ということで元気いっぱいの花、「ひまわり」鑑賞のために淡路島を訪れたのですが、淡路島でも御朱印をいただきたいなぁと思って検索したところ。。。
見つけました!!「伊弉諾(イザナギ)神宮」!!!
主祭神はあの「イザナギノミコト」と「イザナミノミコト」。
日本の神々を生み出したお二方です。
これはもうとんでもないパワースポットであることは間違いないでしょう!!
早速、参拝させていただきます(._.)オジギ
「伊弉諾神宮」とは
「伊弉諾神宮」は兵庫県淡路市にある日本最古とされる神社で、神話時代からの由緒ある神社とのことです。
主祭神は日本神話で天地創造の神「伊弉諾尊(イザナギノミコト)」と「伊弉冉尊(イザナミノミコト)」です。
「伊弉諾尊」は左目から「天照大神(アマテラスオオミカミ)」、右目から「月読尊(ツクヨミノミコト)」、鼻から「素戔嗚尊(スサノオノミコト)」を生んだそうです。
その後、「アマテラスオオミカミ」に国家統治を委ね、自分は隠居生活に入るため、最初に生まれた淡路島の多賀の地に居を構えられたそうです。
その住居跡が「伊弉諾神宮」の起源とされています。
また、「伊弉諾神宮」の【神宮】という社号は神社の中でも、天皇や皇室の祖先をお祀りするなど、皇室と縁のある神社のみが名乗れるそうです。
格式の高さがうかがえます。
境内ツアー
第一鳥居
真っ白な鳥居が青空に映えてキレイでした。
この第一鳥居は1995年の「阪神・淡路大震災」で一度倒壊しているそうですが、同年に再建されたものとのことです。



陽の道しるべ
「伊弉諾神宮」には【陽の道しるべ】というモニュメントが置かれています。
これは、神社を中心に太陽の運行と日本各地の有名な神社との空間的感覚を示すものだそうです。
伊弉諾神宮から見た太陽の昇降の方角と、歴史ある聖地が直線で結ばれる不思議な配置を指します。
具体的には、以下のような主要な神社と太陽の動きが関係しています。
- 真東:伊勢神宮(内宮)
- 真西:対馬・海神神社
- 夏至の日の出:諏訪大社(長野県)
- 夏至の日没:出雲大社・日御碕神社(島根県)
- 冬至の日の出:熊野那智大社(和歌山県)
- 冬至の日没:高千穂神社(宮崎県)


正門
現在の正門は1883年(明治16年)に再建されてものです。
正門前には約150mの砂利道が東西に伸びており、この馬場は秋祭りで流鏑馬(やぶさめ)が行われる場所でもあります。

拝殿
正門を抜けると。。。
!!!!!
何と!「拝殿」が改装中。。。
これはこれでレアなので、アップしときます。
伊勢神宮の拝殿は、「唯一神明造り(日本の伝統的な神社建築様式の一つ)」と呼ばれる特別な建築様式を持っているとのことで、改装前のものはネットで検索ください(._.)オジギ

本殿
「本殿」をパチリ!
現在の本殿は、「伊弉諾尊」の神陵の真上に建っているそうですが、明治初期まではこのあたりは禁足地で足を踏み入れることができず、御本殿は御陵の前方に建っていたそうです。明治維新後に「伊弉諾」の御陵の上に本殿が移築されたという特異な設計となっています。
本殿の床下には御神陵の聖なる石が格納されています。


左右神社
境内には様々な摂社が祀られておりますが、その中でも有名な摂社として「左右神社(さうじんじゃ)」ではないでしょうか。伊弉諾尊(イザナギノミコト)の左目から生まれたとされる天照皇大神(アマテラスオオミカミ)と右目から生まれた月読命(ツクヨミノミコト)を祀る摂社となります。
この左右神社は、神話において目から生まれたこの二柱の神にちなみ、眼病治癒のご利益があると信仰されています。眼の健康や目のトラブルに悩む参拝者が多く訪れ、目の病気平癒を祈願する場となっています。


頭髪感謝之碑
少しおもしろい石碑を見つけました。
伊弉諾神宮には「頭髪感謝之碑」という碑があり、髪にまつわる神話的・文化的な意味合いを伝えています。
日本では古くから「髪」は「カミ」と訓じられ、「神」や「上」に通ずる語彙として、生命の尊さや霊魂の宿るものとして神聖視されてきました。このため、髪は生命存在の象徴とされ、神聖なものと伝わっています。
伊弉諾神宮では、理容や美容、毛髪に関わる業界関係者の信仰が厚く、毎年10月20日の「頭髪感謝祭」では、髪に感謝を捧げ豊かな発展と健康を祈念する神事が行われているそうです。


夫婦大楠
後、伊弉諾神宮で外してはいけないスポットとして「夫婦大楠(めおとおおくす)」があります。
境内にある樹齢約900年、樹高約30メートルのクスノキの巨木で、兵庫県の天然記念物に指定されています。
この大楠はもともと2株の木が成長とともに合体して1株となったと伝えられ、伊弉諾尊(イザナギノミコト)と伊弉冉尊(イザナミノミコト)の夫婦神の御神霊が宿る御神木として崇められ、夫婦円満、安産子宝、縁結びなどのご利益があると信仰されています。
隣には岩楠(イワクス)神社があり、伊弉諾・伊弉冉の子である蛭子命(ヒルコノミコト)が祀られています。夫婦大楠は昔から地域の人々に親しまれ、多くの参拝者が訪れるパワースポットとしても知られています。




御朱印
伊弉諾神宮の御朱印は正門を入ってすぐ右手にある建物でいただくことができます。
とてもシンプルなデザインです。
私が参拝させていただいた時には特に特別な御朱印や限定ものは無かったようです。

・授与所開所時間:9時~17時(季節によって変わることがあるためHPを参照ください)
・御朱印:あり(300円)
・御朱印帳:あり(1,500円)
伊弉諾神宮 アクセス
■住所:〒656-1521 兵庫県淡路市多賀740
■公共交通機関でのアクセス
- JR神戸線「三ノ宮駅」・「舞子駅」から高速バス「伊弉諾神宮前」バス停下車(約65〜70分)
- JR神戸線「舞子駅」からJR・本四海峡バス「津名港」乗換、淡路交通バス「神宮前」下車(約15分)
- 淡路交通バス「伊弉諾神宮前」バス停下車、徒歩約1~2分
■車でのアクセス(駐車場あり)
・津名一宮インターより車で約5分の距離
■地図
まとめ
日本をお作りになった「伊弉諾尊」と「伊弉冉尊」が主祭神である「伊弉諾神宮」。
もう少し派手なイメージを持っていましたが、鳥居も参道もいたってシンプル。
拝殿は改装中で見れませんでしたが。。。
御朱印も1種類だけで、その他特別な御朱印や期間限定のものもおいてません。
でもその奥ゆかしさが皇室縁のある「神宮」の名にふさわしい造りのような気がしました。
ぜひ、一度ご参拝してみては。
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