こんにちは、ねこです。
今回は大阪にある「愛染堂 勝鬘院(しょうまんいん)」を参拝してきました。
いきなりですが、人間の悩みNo.1って何だと思いますか?
お金や健康の悩みを抜いて、実は一番多いのが「人間関係」の悩みなんです。
職場、家族、友人、恋人……悩みの形は人それぞれですが、
もしそんな人間関係にモヤモヤしている方がいたら、一度「愛染堂」を訪れてみてください。
ご本尊の「愛染明王(あいぜんみょうおう)」は愛嬌開運を授けてくれる仏様で、「恋愛成就」「良縁成就」「夫婦円満」にご利益があることで知られています。
境内には霊水や霊木などのパワースポットもあり、参拝すれば心がふっと軽くなり、尚一層のパワーがもらえるかもしれません。
では、さっそくご紹介していきますね(^_^)/
愛染堂 勝鬘院のみどころ
愛染堂は1400年ほど昔の飛鳥時代に聖徳太子により建立された歴史あるお寺であり、また霊水や霊木などスピリチュアルな魅力が詰まっている寺院です。
藥医門(やくいもん)
朱色の美しい門です。
「藥医門(やくいもん)」とは日本の建築様式の一つですが、聖徳太子が創建当初このお寺を四天王寺の「施薬院(薬草を植え、病に苦しむ人々に与える役割を果たした社会福祉施設)」という役割の施設だったこともあり、正真正銘の「薬医門」と言えますね。


金堂
聖徳太子によって創建、徳川秀忠により再建された朱塗りの美しい建造物です。ご本尊の「愛染明王」には多くのご利益があるのですが、特に良縁成就や結婚成就・夫婦円満・商売繁盛においては神様の中でも最強最高と言われてます。
「愛染明王」は秘仏であり、年2回(新春特別開帳(1/1~1/7)と愛染まつり特別開帳(6/30~7/2))のみご開帳されます。
「愛染明王」の左右には、「薬師如来(やくしにょらい)」、「勝鬘夫人(しょうまんぶにん)」、「歓喜天(かんぎてん)」、「十一面観音(じゅういちめんかんのん)」などが祀られていて見応え十分です。

多宝塔
「金堂」の裏手に建っており、大阪最古の木造建築物で、国の重要文化財でもあります。ご本尊は「大日大勝金剛尊(だいにちだいしょうこんごうそん)」となっております。
「多宝塔」は聖徳太子により創建され、豊臣秀吉が1597年に再建しました。
歴史を感じる荘厳な造りになってました。



出世白龍明神と 願成稲荷明神
「多宝塔」のさらに裏手に鎮座しているのが「出世白龍明神(しゅっせはくりゅうみょうじん)
と 願成稲荷明神(がんじょういなりみょうじん)」です。
・出世白龍明神・・・学問を求める人には「智恵の神」、財宝を求める人には「福徳の神」として信仰されており、一心に念ずれば「立身出世」が叶うと評判らしいです。
・願成稲荷明神・・・願いを叶え、福徳財宝を与えてくださるそうです。



愛染堂のご利益は?
愛染堂のご祭神とご利益
◆主祭神:愛染明王(あいぜんみょうおう)
👉ご利益:「無病息災」「増益」「敬愛」「降伏」「鈎招(福神を招く)」「延命」とされ、特に良縁成就や結婚成就・夫婦円満・商売繁盛に関しては右に出る神様がいないほどご利益が強力とのことですよ。
摂末社のご祭神とご利益の一覧表

愛染かつらの木
境内右側にある桂の木にノウゼンカズラのツルが巻き付いていることから「縁結びの霊木」として人気です。
桂の木の樹齢は数百年と言われており、木の前に立つだけでパワーがもらえている気がしました。



愛染めの霊水
愛染めの水を飲めば、愛敬が授かるとされており、その他様々なご利益があるとされる大人気の霊水です。


10種類の御朱印(書き置きのみ)
私が参拝したときには、10種類の御朱印が書き置きのみですが、準備されておりました。御朱印に日付スタンプを押して授与いただくスタイルです。本当は手書きでいただきたいんですけどね。。。💦
種類は特別な時期にいただける限定御朱印や多宝塔の本尊「大日如来金剛」の御朱印、聖徳太子の御朱印など複数あります。
今回、私はスタンダードな「愛染明王」の御朱印とへび年限定御朱印をいただきました。
★初穂料:500円

授与時間・いただける場所・御朱印帳に関して
・授与所開所時間:9時半〜16時半(季節により変更の可能性もあるため、HPでチェックしてください。)
・いただける場所:「金堂」入って、右手の授与所でいただけます。
・御朱印帳:あり(初穂料:2,000円と1,500円の2種類が授与いただけます。)
愛染堂 勝鬘院のちょこっと歴史
愛染堂は、約1400年前の飛鳥時代、西暦593年に聖徳太子が四天王寺の一部として建立した「施薬院(やくいん)」が起源とされています。
「施薬院」とは、薬草を栽培して、病に苦しむ人に薬を与える福祉施設で、日本最初の社会福祉施設とも言われております。
別名の「勝鬘院」は聖徳太子が「勝鬘経」というお経を人々に講ぜられた場所として「勝鬘院」と呼ばれるようになりました。
その後平安時代に「弘法大師空海」によって、「金堂」に「愛染明王」がご本尊として置かれ、この仏様が普及していくと「愛染堂」と呼ばれるようになり、「愛染堂 勝鬘院」となりました。今では、「愛染さん」と親しみを込めて呼ばれております。
愛染堂への行き方
■住所:〒543-0075 大阪府大阪市天王寺区夕陽丘町5-36
🚃 電車でのアクセス
・大阪メトロ谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」5号出口より徒歩約3~5分
👉地下鉄「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」から谷町筋を南へ歩き、一本目の道を西に曲がるとすぐに愛染堂の山門が見えます。
🚗 車でのアクセス
・谷町筋を南側(天王寺側)から北側(天満橋側)へ北上し、二つの25号線を越えると左手に大阪星光学院があるので、大阪星光学院の北側の角の細道を左折して下さい。
👉駐車場は寺院敷地内に7台分の無料駐車場がありますが、スペースは限られているため満車の場合は近隣のコインパーキングを利用するのが便利です。
まとめ
人間関係って、ほんとに難しいですよね。
私もコミュ障なんで、日々あれこれ悩んでおります(^_^;)
だからこそ、一人の時間は趣味の御朱印集めでニヤニヤしたり、
神社仏閣の歴史に触れて自分のちっぽけさを感じたり、
荘厳な空気の中で心を癒やされたりしています。
そんな癒やしの雰囲気を少しでも皆さんにお届けできるよう、
これからもブログを更新していきます(^-^)
なぜか、ピカチュウの石像が。。癒やされますね(^o^)


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