こんにちは、ねこです。
“もみじの永観堂”にやってきました~(^_^)/
秋の京都といえば、やっぱり永観堂は外せませんよね。
実は永観堂って、鮮やかな紅葉だけでなく、昔から語り継がれる「七不思議」がある、ちょっとミステリアスなお寺でもあるんです。ご存じでしたか?
知っていると見える景色がぐっと深まるので、七不思議を知った上で歩くと楽しさ倍増です♪
今回は、その七不思議のエピソードも交えながら、秋の永観堂の魅力をたっぷりお伝えしていきます。
それでは、さっそく参拝スタートです!
永観堂の見どころ
阿弥陀堂(みかえり阿弥陀)
「阿弥陀堂」に鎮座しているのが、永観堂のご本尊である「阿弥陀如来像」です。永観堂のご本尊「みかえり阿弥陀」は少し振り返るような珍しい姿をされています。
ではでは、みかえり阿弥陀様とご対面です。
確かに!正面からはお顔が拝めません。が、ご安心ください。横から拝見できるスポットがちゃんと用意されております。お優しいお顔をされてますね~。
残念ながら、写真撮影はNGのため、気になる方はぜひ参拝してみてください。

方丈庭園
紅葉時期で、赤と緑のコントラストが美しかったです。池に浮かんだ散ったもみじもまた風情がありますよね。
ただ、撮影スポットということもあり、みなさん必死に写真を撮られてましたので、ゆっくりくつろぐということは難しかったです💦



多宝塔
「多宝塔」は永観堂境内の高台に位置していて、結構急な階段を登らないといけないのですが、登ると周囲を一望できる展望スポットになっています。
写真は近景で撮るのは難しいのですが、「放生池」という池の対岸あたりの遠景から撮影する多宝塔は最高です。
一度お試しあれ。



放生池
境内の中心付近に位置する池で、周囲の紅葉が美しく、こちらも写真を撮っている人がいっぱいいました。
理想は池に映る逆さもみじを撮りたかったのですが、そんなにうまくはいきません。。(^_^;)


永観堂の七不思議
抜け雀(ぬけすずめ)
まず最初の不思議は、古方丈の「孔雀の間」にある欄間の彫刻。
普通なら左右対称の図柄なのに、右側だけ 1羽の雀が“いない” のです。
まるで絵から飛び立っていったようだということで、この名がついたのだとか。
悲田梅(ひでんばい)
永観堂の名僧・永観律師(ようかんりっし)が、貧しい人や病人のために果実を施す目的で育てた梅の木。
その精神を象徴するように、今も境内にひっそりとその梅が残っています。
臥龍廊(がりゅうろう)
永観堂の名物とも言える、長い屋根つきの回廊。
くねりながら山の斜面に沿って伸びる姿が、まるで 横たわる龍(臥龍) のように見えることからこの名前がつきました。
階段を上がるたびに風景が変わるので、写真を撮りたくてつい立ち止まってしまいます。

三鈷の松(さんこのまつ)
境内でひときわ目を引く、不思議な松の木。
葉が 3本に分かれている という珍しい松で、見つけると「智慧・慈悲・真心」の三つの徳が授かるといわれています。
落ちた松葉をお守りのように持ち帰る人もいるとか。

木魚蛙(もくぎょがえる)
永観堂では、ある場所でカエルの鳴き声が“木魚の音”のように聞こえるといわれています。
ただのカエルの声なのに、
「コーン…コーン…」と木魚のように聞こえるのが不思議。
しかも、姿は見た者がおらず、声だけがする という伝説つき。
こういう話、寺院ならではのロマンですよね。
火除けの阿弥陀如来
過去の大火で寺の多くが焼け落ちたとき、
不思議なことに この阿弥陀如来だけはほとんど被害を受けず、右手が少し焦げただけだったといいます。
まさに“守り本尊”のような存在。
岩垣紅葉(いわがきもみじ)
永観堂の裏山の斜面に、岩のすき間から根を張る紅葉があります。
普通なら木が育ちにくいような岩場なのに、
堂々と枝を伸ばして、秋になると美しく色づきます。
以上、七つの不思議はいかがでしたか?
七不思議は、永観堂をただ「紅葉がきれいなお寺」として見るだけじゃなく、
歴史・伝説・人々の願いがつまった“物語のある場所” として楽しませてくれます。
紅葉の時期はもちろん、季節を問わず何度でも訪れたいお寺です。
永観堂のご利益は?
◆ご本尊:みかえり阿弥陀如来
👉ご利益:病気平癒や長寿、安穏な心の願いなど
みかえり阿弥陀と永観律師のエピソード
永観堂のご本尊「みかえり阿弥陀」は少し振り返るような珍しい姿であることは先ほど説明しましたが、これは、念仏修行に励んでいた永観律師(ようかんりっし)の前で、阿弥陀如来が急に動き出し、永観の前を歩きながら導いたという伝承によるものです。
驚き立ち止まった永観を振り返って声をかけた阿弥陀様の言葉は・・・
「永観、遅し」
この一言が、永観堂を象徴する”振り返り姿”の由来となりました。
今もこの姿は、「迷う人にそっと振り返り、導いてくれる阿弥陀さま」として多くの参拝者に親しまれています。
永観堂の御朱印
今回はご本尊である「顧阿弥陀如来(みかえり阿弥陀)」の代表的な御朱印をいただきました。
とても達筆で美しい文字です。直書きでいただけるのがありがたい🙏
★初穂料:300円

授与時間・いただける場所・御朱印帳に関して
・授与所開所時間:9時〜16時(季節により変更の可能性もあるため、HPでチェックしてください。)
・いただける場所:堂内入口にある納経所でいただけます。
※参拝当日は「特別寺宝展」が開催されており、入口で持参した御朱印帳を預け、堂内を参拝した後、また入口に戻って御朱印帳を受け取るスタイルでした。

・御朱印帳:あり
永観堂のちょこっと歴史
永観堂の歴史はとても長く、今の姿になるまでに何度も転機を迎えてきました。
ここでは、その流れをサクッと分かりやすく紹介します。
👉起源は平安時代、真紹僧都による創建(853年)
永観堂のスタートは、平安時代前期。
真紹(しんじょう)僧都が、この地に「禅林寺(ぜんりんじ)」を建てたのが始まりです。
最初は“仏教の学びと修行の場”として開かれたお寺でした。
👉 永観律師の登場でお寺が大きく発展
その後、お寺の歴史を大きく動かしたのが 永観律師(ようかん りっし) です。
永観律師は念仏修行に深く取り組み、寺の教えや姿勢を整えながら多くの人を導きました。
この功績から、禅林寺はいつしか 「永観堂」 と呼ばれるようになります。
👉 中世には念仏の拠点として拡大
永観律師の時代、お寺はさらに発展。
五智如来を祀るなど伽藍が整い、念仏の道場として多くの人が集まるお寺になりました。
この頃に形づくられた景観やお寺の雰囲気が、今の永観堂へと受け継がれています。
👉現在は浄土宗西山派の中心寺院に
その後、宗派が移り変わり、永観堂は 浄土宗西山派(せいざんは) の重要な寺院として歩み続けます。
時代ごとに伽藍の修復や庭園の整備が行われ、現在の美しい境内が生まれました。
永観堂への行き方
■住所:〒606-8445 京都府京都市左京区永観堂町48
🚃🚌 電車・バスでのアクセス
🚌バスルート
・市バス「南禅寺・永観堂道」停留所下車、徒歩約3分。
まとめ
私が訪れた11月18日には「特別寺宝展」が開催されておりました。
多数の重要文化財なども見れてラッキーでしたが、今度は人が少ないときにゆっくり境内を廻ってみたいとも思います。
★特別寺宝展の拝観料:1,000円(通常は600円)




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