【御朱印】阿倍王子神社(大阪)の御朱印と見どころ|熊野詣の名残が残る古社を参拝

御朱印集め

こんにちは、ねこです。

今回は大阪市阿倍野区にある 阿倍王子神社 を参拝してきました。

阿倍王子神社は、平安時代から鎌倉時代にかけて流行した熊野詣の際、京都から熊野へ向かう参詣道に数多く建立された神社のひとつです。
その中でも大阪で唯一、創建当初の場所に現存する神社として知られる歴史ある古社です。

また、すぐ近くには陰陽師として有名な 安倍晴明 を祀る 安倍晴明神社 もあり、あわせて参拝される方も多いスポット!(^^)!

この記事では、
・いただいた御朱印
・御朱印の受付時間や場所
・阿部王子神社の歴史や見どころ
・境内のパワースポット
などを紹介していきますね。

それでは、さっそく見ていきましょう♪

御朱印紹介

道路に面した鳥居をくぐると、「あれ?市役所かな。。?」という大きな鉄筋コンクリートの建物が出てきます。
でも、安心してください!
そちらが、御朱印をいただける社務所です。

神社の方も常駐しているので、御朱印は授与いただきやすい雰囲気です。並ばずにいただけますので、先にお参りを済ませてからでも、余裕をもって授与いただくことができます。

・御朱印の種類:1種類(直書き・書き置きどちらも対応)
・御朱印料金 :500円
・授与時間  :9:00~17:00

授与いただける場所

鳥居をくぐって、建物の通路の右手に社務所が出てきます。

こちらでいただけます。

阿倍王子神社の御朱印

達筆です。。達筆過ぎてもやは何と書いているのか・・・💦

御朱印の印は「阿倍王子神社」、墨書きは右上に「熊野権現第二王子社」、真ん中に「阿倍王子神社」と書かれており、熊野詣にゆかりが深い王子社であることを表しています。

また、上に押されている小さなスタンプは阿倍王子神社のシンボルマークである「八咫烏」だと思われます。

阿倍王子神社の歴史と見どころ

⛩阿倍野王子神社

御祭神伊邪那岐命(イザナギノミコト)、伊邪那美命(イザナミノミコト)、速素戔嗚命(スサノオノミコト)、応神天皇
御利益厄除け、災難除け、無病息災、病気平癒、家内安全、安産、縁結び、事業繁栄、金運向上

歴史

大阪市阿倍野区に鎮座する 阿倍王子神社 は、
仁徳天皇(にんとくてんのう) の時代に創建されたと伝わる古社です。
また一説には、古くから阿倍野一帯を本拠地としていた阿倍氏によって創建されたともいわれています。

平安時代初期には空海(くうかい/弘法大師)淳和天皇(じゅんなてんのう) の勅命(ちょくめい)を受け、この神社で疫病退散の祈祷を行ったと伝えられています。

平安時代後期になると、熊野信仰が広まり、京都から熊野三山へ向かう参詣道(さんけいみち)には
熊野九十九王子(くまのくじゅうくおうじ)」と呼ばれる多くの王子社(おうじしゃ)が建立されました。

鳥居の前の道がかつての熊野古道
京都から熊野三山への参詣道

その中のひとつがこの神社で、当時は 阿倍野王子(あべのおうじ) と呼ばれていました。

「王子社」とは・・?

熊野三山(くまのさんざん)へ参詣する人々が

道中で参拝した神社のことです。

平安時代から鎌倉時代にかけて熊野詣(くまのもうで)

が流行すると、京都から熊野へ向かう道沿いには多くの

神社が建てられました。

これらの神社は「熊野九十九王子」と呼ばれ、

阿倍王子神社はその王子社の一つです。

南北朝時代(なんぼくちょうじだい)の戦乱などにより、神社は幾度かの変遷を経験しますが、
阿倍野の氏神(うじがみ)として人々の信仰を集め続けました。
江戸時代には 「熊野第二王子」 と呼ばれるほど重要な王子社として知られていました。

明治時代になると社名は 大江神社(おおえじんじゃ) と改称され、神社の格付けである「村社(そんしゃ)」となります。

ねこ
ねこ

村社とは・・?

明治時代の神社の格付け制度において、
村の鎮守(ちんじゅ)として祀られる神社

に与えられた社格です。

郷社より下の位置づけです。

さらに明治40年(1907年)には、旧東区安土町にあった男山八幡神社(おとこやまはちまんじんじゃ) を合祀(ごうし)し、大江八幡神社(おおえはちまんじんじゃ) と改称しました。

しかし明治44年(1911年)には、再び現在の 阿倍王子神社 の社名に戻り、
大正2年(1913年)には「郷社(ごうしゃ)」に列せられます。

ねこ
ねこ

郷社とは・・?

明治時代に定められた

神社の格付け制度(社格制度)の一つで、
複数の村や地域を代表する神社に与えられた社格です。

昭和45年(1970年)には社殿や参集殿(さんしゅうでん)の造営、境内整備が行われ、
現在では 大阪府内で唯一、創建当初の場所に現存する王子社 として知られています。

摂末社のご紹介

⛩葛之葉稲荷神社(くずのはいなりじんじゃ)

ねこ
ねこ

安倍晴明の母とされる白狐の「葛の葉姫」がお祀りされています。

御祭神葛之葉稲荷大神、末広大神ほか(宇迦之御魂神系)
御利益豊作・五穀豊穣、商売繁盛、家内安全 

⛩水神社

御祭神罔象女神(ミズノハノメノカミ)、高龗神(タカオカミノカミ)、暗龗神(クラオカミノカミ)
御利益水難除け、健康祈願、水関連の安全

⛩春夏冬社 

御祭神天照大神、豊受大神、住吉大神、春日大神、金刀比羅大神、恵比須大神、天満大神、高良大神、由賀大神
御利益総合的な開運、商売繁盛、学業成就、海上安全

樹齢600年のクスノキ

鳥居までの参道にりっぱなクスノキが4本!

樹齢600年以上と言われており、大阪市指定の保存樹です。

みなさん、ご神木に向かって拝まれておりました。間違いなく自然のパワースポットです🙏

阿倍王子神社への行き方

■住所:〒545-0034 大阪市阿倍野区阿倍野元町9-4

🚃電車でのアクセス

阪堺電車上町線「東天下茶屋駅」:徒歩約3分。駅から南東へ坂を上り、四つ角を右折して50m先。

Osaka Metro御堂筋線「昭和町駅」4番出口:徒歩約12-15分。昭和町交差点を西へ200m、松虫交差点を南へ100m。

🚌バスでのアクセス

大阪シティバス「王子町」停留所:徒歩1分。あべの橋や天王寺から62・63・64・67系統でアクセス可能。

まとめ

境内では、お買い物帰りの方や散歩の途中かなぁと思われる方など、地域の人たちの姿をちらほら見かけました。
足早に通り過ぎる人、本殿に立ち寄って静かに手を合わせる人などなど。
さまざまな人が境内を行き交い、地域に溶け込んでいる神社であることを感じました。

平安時代から鎌倉時代にかけて熊野詣が流行した頃、この地にある 阿倍王子神社 は、京都から 熊野三山 を目指す多くの参拝者を迎え、そして見送ってきました。

長い歴史の中で、多くの人がこの神社を訪れたんでしょうね。

そんなことを考えながら境内を歩いていると、
阿倍王子神社の懐の深さとあたたかさを感じさせてくれる、とても心地よい神社でした。

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