映画 かもめ食堂

映画

こんにちは、ねこです。

私の好きな映画の一つに「かもめ食堂」という映画があります。

何が良いって、最高のキャスト陣とこのキャスト陣だから醸し出される空気感が大好きなんです♪

この映画は

  • 元気が無い人(元気をもらいたい人)
  • 仕事や家事で疲れている人
  • やりたいことを探している人

に観てもらいたい映画です。

最高のキャスト

舞台はフィンランドのヘルシンキという街で、日本人女性サチエ(小林聡美さん)が営む日本食堂の「かもめ食堂」を中心にストーリーが展開していきます。

小林聡美さんも好きな俳優さんなのですが、他にも日本を代表するであろう個性派俳優の「片桐はいりさん」と「もたいまさこさん」も出演されてて最高かよ!って感じです。

サチエが営む「かもめ食堂」にミドリ(片桐はいりさん)とマサコ(もたいまさこさん)がなんやかんやあって手伝いだすんですけど、みなさんのキャラがほんと素敵なんです。

サチエは物腰が柔らかく、知的な雰囲気ですが、合気道を昔習っていて男性を倒してしまうほどの強さの持ち主。

その上一本筋が通っていて、自分の考えをちゃんと持っている女性です。。

ミドリは閑古鳥の食堂を盛り上げるムードメーカ的存在。

ちょっと人見知りで警戒心が強いですが、感情豊かで一生懸命な女性です。

マサコはすごく不思議な存在でした。見た目に反して行動力があり、何かあったときにはとても心強い頼れるお母さん的な存在で包みこんでくれる女性です。

みんな日本では苦労もあったであろう場面もありますが、フィンランドではみんな好きなように生きている感じがとてもうらやましいです。

料理がすんごくおいしそうなんです!

「かもめ食堂」でのもう一つの魅力はサチエの作る料理でしょうか。(私目線です)

どれもシンプルな和食なんですが、メインは日本が誇るソールフード「おにぎり」でそのほか、生姜焼きや焼き鮭、とんかつ定食なんかが出てきます。

また、サチエの料理を作る手際がとても良くてずっと観てられます。

私的にとても惹かれたのが和食では無いですが、シナモンロールなんです。

サチエがふと思いついて作ったたシナモンロールがとてもおいしそうなんです。

(お店がお客で満席になるきっかけの料理でもあります)

それまで、シナモンロールなんて見向きもしませんでした。

なんなら私はシナモンが嫌いだと思ってたんですけど(食べず嫌いでした)、この映画をみてからパン屋でシナモンロールがあれば、必ず買ってしまいます。

この映画の魅力

この映画はもう何回もみているのですが、何で惹かれるんだろうなぁと考えたとき、思ったのがみんな楽しそうに生きてるんです。

自分もこうありたい!って思うんです。

好きなセリフがあるんですけど、

マサコにやりたいことをやっていていいですね。的なことを言われたサチエの返しに刺さりました。

「やりたくないことはやらないだけなんです。」

引用:映画「かもめ食堂」より

はっ!っとさせられました。

私、正直自分が本当にやりたいことって分からないんですよ。

打ち込める仕事があるわけでも無く、楽しめる趣味があるわけでもない。

一度きりの人生ほんとにこれでいいのかなぁ。。。

隣の芝生は青く見えるじゃないですけど、周りの人って充実してるように見えますよね。

(悩みも同じように抱えているはずなのにね)

だからちょっとでも不幸話を聞くと安心する。

自分ってなんてさもしい人間なんだろうって思って、また落ち込む。このループですよ。

早くやりたいこと見つけて充実させなきゃ。。。焦り。。

でも何がやりたいか分からないんだったら、本当にやりたくないことを見つければやりたくないことよりちょっとやりたいことが見つかるのかも。。。

意外にやりたいことを見つけるより、やりたくないことを見つけるほうが簡単だったりしませんか。

でも、今も模索中です。(^_^;)

とにかく素敵な映画です。

周りをうらやむだけじゃ、何も変わりませんよね。

なので、この三人みたいに思い立ったときに少し行動してみる。
(フィンランドに行くのはなかなかの行動力ですけどね(笑))

そしたら、少しは良い方向に向くかも。。。

向かなかったとしても、それも人生。

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